ゲーム開始から一ヶ月弱で全マップ探索度100%まで駆け抜けた鳴潮について色々語る!①ゲームの魅力について

ゲーム開始から一ヶ月弱で全マップ探索度100%まで駆け抜けた鳴潮について色々語る!①ゲームの魅力について


鳴潮

こんにちは、しぐです。鳴潮2.0スタート勢です。

鳴潮があまりに面白すぎてタイトルの通り鳴潮2.0で実装されているリナシータまでの探索度を100%にしてきました!

探索の細かい話は別の記事で書く予定なので、今回はゲーム本編の魅力についてばーっと語っていこうと思います。

ポイントは以下の3つです!

  • 次々に登場する魅力的なキャラクター達と徐々に明かされる奥深い世界観
  • 細やかな3Dモデルで表現される表情とポージングの数々
  • 運営のフットワークの良さ、盛り上げの巧さ

それぞれ詳しく書いていきます。

1. 次々に登場する魅力的なキャラクター達と徐々に明かされる奥深い世界設定

どんなゲームも魅力的なキャラクターあってこそだと思います。その中でも鳴潮はキャラクターの造形が特に上手いと思います。つまりどういうことか…頑張って言語化してみました。

例えば自分の推しキャラのカルロッタを例に取ると(ここからネタバレ全開です)

彼女の共鳴能力はストラクチュアル・リコンストラクションという名で、日本語にすると 「構造の再構築」 といったニュアンスでしょうか。抽象的ですが色々な意味を重ねていると思います。例えば…

正直なところ、彼女は当時の自分をあまり好きではなかった。未熟でか弱い、分家の一人娘。モンテリという名には程遠い存在だった。ラグーナのこと、ファミリーのこと、問題を優雅に解決する方法……彼女には、学ぶべきこと、慣れるべきことが山ほどあった。そして、「パドリーノ」以外、誰も彼女のことを本気で認めていなかった。 彼女が唯一誇れるもの、それは自分の共鳴能力だった。カルロッタにとって、それは生まれながらにして使い方が分かっている武器のようなものだった。その後、彼女はモンテリの掟を学びながら、その力を駆使してファミリーのトラブルを処理してきたのだ。

幼い彼女はモンテリの一員となるため、「自身」そのものを再構成するほどの覚悟が必要でした。モンテリとしての振る舞いを身に着けつつエグゼキューターとしての鍛錬を積み重ねるのは努力という言葉では語り尽くせない、血の滲むような日々を過ごしたのだと想像できます。

彼女の凄いところは、誰かに強制されたりすることなく上記の生き方を選択し歩み続けてきた意志の強さですね。また、

「真のモンテリにとって、ファミリーのことはすべてではない。真のモンテリは他人が作ったルールに縛られない。それを作ったのは私であろうと、ファミリーであろうと。お前は、この世界を自分自身で感じ取り、そして自分のルールを定めなければならないのだ」

といった理念を伝えたパドリーノの存在も大きかったと思います。人より優れた力や能力は得てして誰かの欲望を叶えるために利用されがちです。モンテリファミリーという巨大な意志に流されることなく自分のルールを定めろ、という彼の言葉が再構築という共鳴能力を最高に体現しています。

次に彼女のコードネームであるオパール。これも考えるところが色々あります。

有名なところで行くとオパールは10月の誕生石で、石言葉は 「希望」「潔白」「忍耐」「純真」 などがあります。前を向いて歩み続ける彼女にピッタリですね。

石としての性質に注目すると違った観点が見えてきます。

遊色効果をもつオパールをプレシャス・オパール (precious opal) といい、遊色効果が無いか、あっても不十分なオパールをコモン・オパール(Common opal)または普通蛋白石と言う。両者の違いは内部構造である。

これはWikipediaの引用ですが、遊色効果とはすなわち虹のような色彩を示します。彼女の共鳴スキルや共鳴解放を使っている時に虹のような煌めきを放つのはここから来ているのかもしれません。

また、オパールは宝石の中で唯一水分を含むため湿度の変化には注意が必要です(変色やヒビの原因になるため)

彼女が一番己の無力さを悔やんだのは雨の濃い日でした。雨はオパールを冠する彼女にとって不吉を象徴するのかもしれません。

しかし彼女が真のモンテリとして一歩進む時もやはり雨の日でした。

雨に濡れるカルロッタ

そして彼女と相対する存在としてフィサリアファミリー(隠海教団)の存在がありますが、2.0やカルロッタの連星任務では全面衝突とまでは進んでいません。とはいえ教義を掲げ信奉者を増やしていく彼らの存在は、周りの人間とともに勝利を掴んでいこうとするカルロッタの正義と完全に相対しています。

2.1以降のストーリーで隠海教団に籍を置くフィービーが主役になっていくので、その部分が描かれていくことを期待したいですね。

フィービー


このようにキャラクター1つ取ってみても語りたい部分が山ほどあります。今汐、ショアキーパー、ツバキ、忌炎などメインストーリーや連星任務の書き込みが深い他キャラクターも皆魅力的ですし上と同じくらい語りたいのですが話が進まないので記事分けます。

漂泊者大好きすぎるスカー君も見逃せない!

スカー君

また各エリアの探索進捗が50%、100%と進むごとに探索報告というテキストが開放されるのですが、メインストーリーの前日譚にあたる内容が含まれていたりとこちらも見逃せません。探索度を早く100%にしたかったのはこれが大きいですしこの設計自体も上手い。

世界観について

最初は近世中華風の世界(今州)に降り立つわけですが、メインストーリーが進んでいくとちぐはぐな文明技術の謎、主人公である漂泊者の出自などが明らかになっていきます。

これは自分の偏りがあるかもしれませんが、主人公以外のキャラの活躍が目立って主人公が置いてけぼり、というソシャゲのストーリーって結構多いように思うんですよね。確かに話は面白いんだけど主人公流されるままじゃない?みたいな。いわゆる巻き込まれ系。

鳴潮の漂泊者も最初そんな感じなのかなと思っていたんですが、各ストーリーで結構自分の「意思」を出してキャラクターと関わっていく(変化のきっかけを与えていく)場面が多いんですよね。自分は主人公に自己投影するというより一人のキャラクターとして引いて楽しみたいタイプなので、これは意外な嬉しいポイントでした。

ツバキ

まだちょっと見えていないのが、国を超えた交流が今度どれだけ増えてくるのかという点ですね。

現時点では今州、ブラショワ、リナシータ間は気軽に行き来できない雰囲気なのですが、漂泊者がこの部分を何とかしていくのかが個人的に気になるところです。

まあ世界設定的に各国がやっと再構成された中で悲鳴の脅威に立ち向かっている感じなので仕方ないのかも。ブラショワ組も今州では大分不審者扱いだったし。

ブラショワ組

2.細やかな3Dモデルで表現される表情とポージングの数々

フィールドでモーション豊かな3Dモデルを動かせるのが鳴潮の大きな魅力の1つです。

キャラ毎にモーションが作り込まれているので色んなキャラを使う楽しさがありますね。加えて表情の細やかさやポージング(カメラワーク含む)も際立っているように感じます。

このシーン、カメラワークから何からすごい好きで…過去と現在の対比と決別が左右の画面で表現されてるのもそうなんですが…

鏡の中の彼女はカルロッタが心の奥に閉じ込めていた感情そのもので、自ら断ち切ることは想像以上に困難だったはず。それでも真のモンテリであろうとした彼女は自らが封じていたコンプレックスも「処理」するのが最善と判断したーーやりきれないような、苦虫を噛むような表情の裏に滲むそんな葛藤を感じました。

この表情も「ありのままのカルロッタが見てみたい」と誘導した(語弊あり)漂泊者の手腕によるところが大きいです。いいぞ主人公、ブラボー天晴れ!

吟霖

吟霖さんの色気あるこの表情もすごいよね…このシーンに限らないけどガチ恋距離が男女問わず普通に多くてびっくりする。

3. 運営のフットワークの良さ、盛り上げの巧さ

最初からこうだったのか最近がすごいのか分かりませんが、運営のフットワークの良さが印象的です。ユーザーの声をよく分析して重要度をつけ、ユーザー体験が上がることを着実に実装している印象です。

例えば2.1のアプデでは「音骸プリセット」機能が予告されています。これは全てのユーザーにとって嬉しい機能ですね。

こういうプリセット系はゲームによっては始めから実装されているものもありますが、正直ソシャゲは最初から完璧じゃなくていいから「強み」を押し出してほしいと個人的には思ったりします。

そういう意味ではレイトレーシング対応は神ですね!映像美という強みをちゃんと理解しているし、最新技術に追従していこうという姿勢が好きです。

また2.1の予告が2/7に実施されてからフィービーの情報が実装日の今日(2/13)まで公式Xから毎日少しずつ流れてきています。色々準備しているからこそこういったブランディングができるわけで、盛り上げ方が上手いなと舌を巻きました。

◯◯が実装されます!実装日は◯◯!以上!(キャラの立ち絵)みたいな単発告知でキャラ紹介が終わる運営をいっぱい見てきて、正直もったいないなーとずっと思っていたので好感度↑↑です。

ソシャゲ運営は公式の供給が命!


まだまだ書きたいことはあるのですが諸々の都合もあるので別記事に譲ろうと思います。(よく比較される原神との違いとか)

まもなく2.1アプデが終わる鳴潮、楽しんで参りましょう!!

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